こんにちは!コドモのミカタですパー

 

はい、またまた出ました。シリーズ「それって必要なの?」のコーナーですグラサン

 

「タミフルの治療薬で4回も投稿してきて、今更いらんとか言うの?!パンチ!」とのお声が聞こえてきそうです。

 

ですよね〜。なら4回も引っ張るなっちゅう話です😅

でも、初めから要らないかも、なんて書くと元も子もないと思いまして。ハイ。

 

 

「効くの?」「効かないの?」と聞かれると、「効く」んです。

でも、「必要なの?」「不要なの?」と聞かれると、答えは玉虫色です虹

 

なぜ絶対に必要!と言い切らないか、、、。それは

 

インフルエンザは自然に治る病気

 

だからです。

 

たしかに歴史を紐解くと、インフルエンザは時に大量の死者を出したりする可能性のある病気です。

スペイン風邪とよばれる1917年の世界的大流行では5億人が感染し、1億人が死亡したと言われています。

数字だけ見ると確かに大変な感染症ですが、1917年は100年も前です。今とは衛生環境や医療体制もかなり異なります。果たして現代医療の水準でスペイン風邪のように多くの死者がでるかどうか、、、甚だギモンです。

 

実際にインフルエンザ治療薬の効果として示されているのは、「1.5日程度の有熱期間の短縮」のみです。そう、治療薬を使わなければ平均5日程度の熱の期間が3.5日に短縮するのです。

 

「ん?熱が早くさがるだけ?」と思われたアナタ!そうなんです。熱を早く下げる効果しかきちんと報告された成果はありません。もちろん、その作用メカニズムからはインフルエンザ脳症などの合併症も防いでくれるようには思いますが、論文は確かなかったと思います。たぶんインフルエンザ脳症の数が少ないから比較することが難しいんでしょうね。

 

たった1.5日のためにインフルエンザ治療薬を使用するのか?

これはとても議論のあるところです。

「少し短くするためだけに、異常行動などの副作用が懸念される薬をつかうのか?」

「インフルエンザの治療薬は高価なので、熱を下げるだけに使うのは医療費の無駄遣いだ!」

というのが反対論者の論理です。最近はこっちの方がいろんな意味で支持率が高くなってきてますね。

 

ただ、これはあまりにマクロ的で他人ゴトな視点だと思うんです。

こういうことを言う人たちは、実際に高熱でうなされるコドモに付き添ったことがないと思うんですプンプン5日も高熱が続いた現場を見たことがあるのか?!と。

 

 

さ〜て、読者の皆様の脳ミソをかき回してしまいましたが、「じゃあどうしたらいいの?」ということですが、ぐんぐんのポリシーは以下の通りです。

 

・発症後(発熱開始後)48時間以内に診断が確定した患者様には治療薬を紹介する。

・熱の期間が1.5日程度短縮することを説明する。

・その上で、治療薬を使用せずに観察する選択肢も提案する。

 

ということにしています。

 

医学は白黒はっきりさせる学問ですが、医療は白か黒かでは決まらないことが多いです(ちょっとイイこと言った?!)

ぐんぐんでは、コドモの置かれた環境、症状の重さ、薬の好き嫌いなど、複雑な要素を総合して、コドモとママ(パパも)のトータルの利益が最大になるように治療を考えます。

かっこよく言えばオーダーメイド治療アップということですねウインク

 

その子、その子にあった治療をこれからも考えていきたいと思います。

 

 

 

 

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