おはようございます!コドモのミカタですパー

 
さて、昨日は熱性けいれんのことを簡単にご説明しました。
 
小児科医をしていると、特別珍しいものではありませんが、患者様にしてはかなり心配で(そりゃそうです)、いろんな質問が出ます。
今日はそんな「よくある質問」を、ガイドラインを参考に解説してみたいと思います。
 
「熱性けいれんはどのくらいの人がなるの?」
統計や報告によってことなりますが、およそ10%前後のコドモが発症すると言われています。
再発率は15%程度なので、85%の人は1回のみで終わります。
 
「熱性けいれんを起こすとてんかんになりやすいの?」
熱性けいれんを起こしても、殆どはてんかんにはなりません。
ただ、以下の条件がいくつかあると確率があがります。
・熱性けいれん発症前に神経学的異常
・てんかんの家族歴
・15分異常けいれんが持続
・短時間にけいれんを繰り返す
こんな場合は、脳波検査を受ける必要があります。
 
「けいれん予防にダイアップ座薬を使用する必要はありますか?」
以前は熱性けいれんを起こしたことがある人には、全例予防投与をしていた時代がありましたが、現在のガイドラインでは「ルーチンに使用する必要はない」としています。
逆に、対象者は上記と同じで、
・熱性けいれん発症前に神経学的異常
・てんかんの家族歴
・15分異常けいれんが持続
・短時間にけいれんを繰り返す
といったケースでは予防投与を推奨しています。
 
「ダイアップ予防はいつまでするの?」
最終発作から1〜2年けいれんがおきなければ終了とする意見や、4〜5歳で終了するという意見があるが、決まったものはありません。
 
「解熱剤をつかうと熱性けいれんが再発しやすくなるの?」
これは「熱性けいれんが体温上昇時に起きやすい」といった性質から発生した、半ば都市伝説的な内容で、実際には解熱剤でけいれんの再発率が上がることを証明したデータはありません。
発熱は体の防御反応なので、むやみやたらと下げる必要はありませんが、高熱だと食欲や水分摂取がしんどくなったり、寝付けなかったりと、体力の回復を妨げることがあるので、そういう場合は下げてあげるのも良いケアだとミカタは考えています。
 
「熱性けいれんを起こしたら、その後のワクチンはどうしたらいいの?」
ワクチンの副反応でもっとも多いのは発熱です。なので、ワクチン後の発熱で熱性けいれんを起こさないか?と心配になるわけです。
熱性けいれんをおこしたら、以前は「2〜3ヶ月経過をみてからワクチンを接種すること」となっていましたが、この2〜3ヶ月という設定に医学的根拠はほとんどなく、現在は接種当日の体調などをみながら接種してよい、ということになっています。
 
 
いかがでしょう?みなさんの疑問は少しでも解消できたでしょうか?
では今日はこの辺で。良い週末を!
 
 

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