水いぼ(伝染性軟属腫)

どういう病気?

水いぼ(伝染性軟属腫)は、どういう病気?伝染性軟属腫ウイルスに感染して起こります。1mm〜3mm程度の白や皮膚の色、赤みのあるいぼが身体や手足を中心にどこでもできます。

主な症状

  • 小さな丘疹

水いぼ(伝染性軟属腫)の特徴

水いぼ(伝染性軟属腫)の特徴痒みや痛みはありませんが、潰すと中から粥状のものが出て、それが他の部位に付くと広がっていきます。
直接の触れ合いやプールや入浴等、ビート板やタオルを介して感染します。
特にアトピー性皮膚炎などの皮膚のバリア機能が低下している状態では感染しやすく皮膚自体に痒みがある場合は広がりやすいので注意が必要です。

一般的な診断・治し方

薬はありません。自然に治りますが数ヶ月から数年かかる場合もありますので数が少ないうちに水いぼ用のピンセットで芯をつまみ取ってしまう方法もあります。痛み止めの麻酔の貼り薬を使って処置をすることもできます。
数が多い場合は漢方薬で治癒を促すこともあります。

ホームケアアドバイス

水いぼの部分を清潔に保つこと、家族間のタオルの共用は避けてください。
乾燥肌やアトピー性皮膚炎などで皮膚の痒みが強い場合は、保湿などを行いながら治療します。

受診の目安

  • 痒みが強いとき
  • じゅくじゅくしてきたとき

登校・登園の目安

登園、登校やプールは問題ありません。