泣き入りひきつけ

泣き入りひきつけは、鉄分の不足が泣き入りひきつけを起こす原因の一つとも言われています。
乳児期の鉄分摂取は難しく、妊娠期〜授乳期にかけてしっかりとお母さんが鉄分をとるように心がけましょう。

どういう病気?

泣き入りひきつけ、どういう病気?激しく泣いた後や強い恐怖などを感じた後に息を止めた状態で、顔色が悪くなり、意識消失後、1分以内の短い痙攣を起こす病気です。
稀に、あまり泣かなくても恐怖で息を止めて、同じような経過をたどる子もいます。

主な症状

  • 痙攣
  • 顔面蒼白
  • 意識消失
  • 啼泣

泣き入りひきつけの特徴

生後6か月頃から3歳頃までみられ成長に伴って消えていきます。
赤ちゃんの100人に1人程度に見られ、しょっちゅう痙攣したり、息を止める時間が長いなどがなければ治療の必要はないことが多い疾患です。

一般的な診断・治療

状況をお伺いすることで診断しますが、頻度が多い場合などの重症例ではほかの病気が隠れていないかを除外するために検査をすることがあります。
治療は、特に必要はなく、経過観察することが多いです。

ホームケア・アドバイス

痙攣が怖いからと、あまりあまやかすなどはせずに普通に接するようにしましょう。
ただ、泣き始めた場合は抱っこしてあやしてあげると落ち着く子もいます。

受診の目安

6か月未満や6歳以上のとき、長引く痙攣や繰り返す時は一度ご相談をお願いします。

登校・登園の目安

特に制限はありません。
普通に生活するようにしましょう。