アタマジラミ

薬が効かない耐性のアタマジラミが増えているとの報告があり、その場合は物理的に除去するしか方法がありません。コームの使用は効果的と言われています。

どういう病気?

無菌性髄膜炎ってどういう病気?

ヒトジラミによるもので、頭の髪の部位につくと、毛の根元に卵を産みます。髪に着いた卵が白いフケのように見えます。

主な症状

  • 頭の痒み
  • 髪に付着した卵

アタマジラミの特徴

いわゆる夏風邪のウイルス(エコー、コクサッキーウイルス)の感染が原因となることが多く、他にもおたふく風邪のウイルスなどで起こすことがあります。そのため夏風邪の症状から始まり発熱し、その後に頭痛、嘔吐が認められます。4〜5日たっても熱が続くことが多く、赤ちゃんの場合は不機嫌や刺激に敏感になったり、よく寝るようになったりします。

一般的な診断・治療

0.5mm大の卵を確認して診断します。
クリニックでは診断はできますが、健康保険で処方できる薬はありません。

ホームケア・アドバイス

見える範囲で卵を取ります。コーム(目の細かいくし)などを使用しても良いでしょう。
市販薬(スミスリンシャンプー)を使って駆除していただく方法をお勧めしますが、卵には効果はないので孵化の周期に合わせて何度か使用する必要があります。

受診の目安

  • 卵や成虫を発見した場合

  • 強い痒みや痛みを生じている場合
  • 髪を洗っても痒みが治まらない場合

登校・登園の目安

お休みの必要はありませんが、なるべく早く治療を開始し、タオルや帽子の共用は避けましょう。
長い髪の場合は他にうつす可能性があるため、なるべく切るか、結ぶ、帽子をかぶるなどの対策をしてください。