良い子のみんなにサンタさんは訪れたでしょうか？
さて、クリスマスも終わり、いよいよ年末年始が近づいてきましたね。
そんな年の瀬ですが、そういう時に限って熱を出すのが子どもというものです。
今日は年末年始に受診できる小児科施設をご案内しておきたいと思います。
堺市こども急病診療センター（西区）
ここは堺市で一番有名な施設です。
堺市と医師会が共同で運営する「公益財団法人堺市救急医療事業団」が開いている診療所です。
堺市立総合医療センターの隣に併設されています。
注意が必要なのは、「総合医療センターとは別組織」ということです。
急病診療センターは、あくまで「初期医療」を担当するのです。
診察の結果、入院が必要と判断された場合は、その日の当番の病院に転送するのですが、当番は堺市全域の小児科入院施設に割り振られているので、総合医療センターに入院できるとは限りません。
私も時々出務しますが、「え？隣の病院に入院できるんじゃないんですか？」と驚かれることがあります。
堺市の夜間・休日の入院患者を総合医療センターで毎日受けることは人員的に不可能です。そこはご了承ください。
HPのリンクをお示ししておきますね↓
家を出る前に必ず電話してから受診するようにして下さい。
清恵会病院（堺区）
当院も非常にお世話になっている病院で、こちらは私立の病院ですが、ありがたいことに夜間や休日の診療を行ってくれています。
本日HPで確認した限りでは、まだ年末年始の体制について告知はありませんでしたが、例年であれば診療体制を組んで対応してくださっています。
しかも素晴らしいのは、子ども医療症をお持ちの方であれば、紹介状がなくても選定療養費（診察代以外にかかる自費負担分）がかかりません。
大きい病院だと紹介状がなければ3000円とか5000円かかる、アレです。
ほんと、子どもに優しい病院です👍
リンクを掲示しておきます↓
こちらも事前に問い合わせをしてから受診した方が良いでしょう。
かなり受診数が多いので、搬送症例や重症症例があると外来がストップすることもあります。
耳原高砂クリニック（堺区）
こちらは耳原総合病院に併設されているクリニックです。
12/30（土）〜1/3（水）までは休診のようですが、12/29までは診療されています。
病院に併設されていますが、クリニックですので、紹介状はなくても診察してもらえます👌
リンクは↓
番外編：耳鼻科・眼科
急に耳を痛がったり、お正月に子ども同士がジャレていて、目の中にものが入って怪我したり、耳鼻科・眼科が必要になるケースも以外に多いです。
しかしながら、夜間・休日で診察している耳鼻科・眼科というのは堺市内にはほとんどありません。
夜間・休日で耳鼻科を受診しようとしたら、大阪市西区にある中央急病診療所の耳鼻咽喉科を受診する必要があります。
こちらもリンクをお示ししておきます↓
年末年始への備え
まずはお子さんが普段通院しているクリニックの年末年始の診療体制を確認することから始めましょう。
１番手だけでなく、２番手、３番手のクリニックもきちんと調べておきましょうね。
まとめ
夜間や休日の診療というのは、基本的には「次の通常の診察までの間、家で過ごして大丈夫か、入院が必要かを判断する」のが目的です。
いわゆる「トリアージ」というものです。
いつものクリニックと同じレベルの診療をしてもらえると思っていくと、肩透かしを喰らうケースもありますので、そこのところは理解した上で受診しましょう。
今日も読んでくれてありがとう。
ではまた明日もお会いしましょう👋
おまけ：本日の日替わり動画
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