今日は11月なのに昼間は夏のような暑さでしたね。
でも朝晩は涼しくなって、ぐっと気温が下がるとともに、湿度も下がります。
これから本格的に冬になると、さらに乾燥が強くなります。
ちょっと前に空気の乾燥について解説しました↓
相対湿度と相対湿度の違いは理解してもらってますか?
ん?なんだっけ?と言う方はぜひ上のリンクから復習してみてくださいね。
では乾燥対策について解説していきましょう!
室内干しで加湿できる?
よく「濡れタオルを部屋にかけておけば加湿できる」と言われますが、実は半分正解で、半分不正解です。
実は濡れタオル1枚では湿度は4%程度しか上がらないということがわかっています。
しかも1枚だけではすぐ乾いてしまうので、加湿効果が出ている時間も短そうです。
本格的に加湿目的で行うためには、タオルだけではなく、洗濯した服などをすべて室内干しにするくらいの必要がありそうですね。
ネット上を検索すると、ハンガーでつるしたタオルの下端を洗面器の水に浸す方法で長時間の加湿を狙うという作戦を紹介しているページがありました↓
まあ、なかなか簡単ではありませんね。
やっぱり簡単に加湿するには加湿器が有効なようです。
加湿器の種類
加湿器には、加湿方法によって3種類あります。
①気化式
②加熱式
③ハイブリッド(①+②)
④超音波式
それぞれに一長一短ありますので、簡単に解説したいと思います。
気化式加湿器
これは水で濡れたフィルターなどに風を当てることによって、水を気化させる方式です。
加熱はしないので、消費電力は少ないですが、その分加湿効果もマイルドです。
室温が低いと、そもそも空気中に漂う水分量(飽和瑞蒸気量)が少ないので、もう飽和しているとそれ以上には加湿されません。
また、加熱しないので、水や濡れたフィルターにカビや雑菌が増えることがあります。
メリットは
・電気代が安い
・結露しにくい
といった点が挙げられます。
デメリットは
・加湿効果が弱い
・加湿器内にカビが発生しやすい
ということがあります。
加熱式加湿器
これは簡単に言えば、熱でお湯を沸かしてその蒸気を空気中に噴出するタイプのものです。
ですので、強力な加湿効果があります。
一方で、加熱するエネルギーが必要ですので、消費電力が比較的多めです。
メリットは
・加湿効果が高い
・熱で殺菌されるので、カビが生えにくい
デメリットは
・ランニングコストがかかる
・カルキなどが析出しやすい
・窓や壁、床などが結露しやすい
と言ったことが挙げられます。
ハイブリッド型
両者の良いところを組み合わせたタイプです。
ちょうど中間くらいの性能です。
両者のメカを積む必要があるので、製造コストが若干高くなりがちです。
超音波式
超音波振動で水を細かな水滴に変え、発生したミストを放出することによって加湿します。
加熱はしないので、気化式に似たメリット・デメリットがありますが、気化式よりも無理やりミストを発生させるため、加湿効果はやや高いと言えるでしょう。
超音波式特有のデメリットとしては、蒸発させるわけではないため、カルキなど水に含まれる成分も一緒に周囲に漂わせるため、長期間使用すると周囲に白い粉が付着することがあります。
加湿器を使う際の注意事項
加熱式のもの以外は、カビや雑菌が繁殖してしまうことがありますので、週に1回はタンクやフィルターの洗浄が必要です。
カビが発生してしまうと、アレルギー症状などが出る可能性があります。
こまめなメンテナンスを心がけましょう。
空気の乾燥対策には、加湿器が有効なのは言うまでも無いですね。
今日はそんな加湿器を上手に使うためのコツを解説したいと思います。
では行ってみましょう!
まとめ
いかがでしたか?一口に加湿器といっても、いろんな製品があります。
お部屋の広さも重要ですが、だいたい加湿器の箱には「〇〇畳用」という表記があるので、それを参考にすると良いでしょう。
これから乾燥の時期です。
お肌のためにも、風邪の予防のためにも、乾燥対策はしっかりしていきましょうね。
今日も読んでくれてありがとう☺️
ではまた明日もお会いしましょう👋
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