今春でコロナがひと段落。

コドモの病気と治療

2019年から始まって全世界に急速に拡大した新型コロナウイルス。

ご家族やご友人、同僚の中には大変な目に遭われた方も多かったのではないでしょうか。

大変な4年間でしたが、ワクチンの普及や感染による免疫獲得により、徐々に社会がウイルスに慣れてきて、社会的な措置は段階的に緩和されてきましたね。

昨年の5月からは感染症法の位置付けが5類相当にまで引き下げられて、世間的にはかなり「終わった」感が出ましたが、まあアレは私たち医療従事者からみると、、、

社会的・経済にもう限界だったから、仕方なしに解除した

という印象でした。

そうなんです。決してコロナが終わったわけではありませんでした。

5類引き下げ後、実は2つ大きな波が発生しています↓

よくみると青い折れ線グラフが途中で止まっていますが、ここでコロナが5類に格下げされました。

第9波と第10波は、政府からの圧力なのか(知らんけど)、マスコミでも殆ど報道されなくなりました。

でも山の大きさをみると、まだそこそこ大きな山ですよね💦

今がグラフの右端ですが、どうもなんとか4月には終息しそうな傾きになっています。

それを読んでいたのか、政府はこの4月で、さらに大きな変更を決定しました。

それは、、、

新型コロナに対する公的支援の終了を決定

というものです。報道発表はコチラ↓

新型コロナ公費支援 3月末で終了 4月からは通常の医療体制へ | NHK
【NHK】新型コロナへの対応をめぐり、武見厚生労働大臣は、患者や医療機関への公費支援を予定どおり来月末で終了し、4月からは通常の医…

厚労大臣曰く「原則として4月から平時の医療の体制に戻す」と言ってます。

政府としては「もうこれでお終い🖐️という決意表明です。

症状などはインフルエンザに似ているので、治療体制としてはインフルエンザに似た感じになると予想されますね。

ただ、インフルエンザと最も異なるのは、

「新型コロナにはタミフルのような良く効く薬が無い」

ということです。

つまり、新型コロナと診断されても、軽症であれば通常の風邪薬程度の治療しかないわけです。

にも関わらず、診断されたら5日間休まないといけない😱

そうなると一定の確率で「新型コロナの検査は要りません」という人たちが必ず出てくるようになります。

なんなら「仕事休めないからコロナの検査はしないで!」という人も出てくるかもしれませんね😓

まあ何となくこんな感じで、コロナは普通の風邪になっていくんでしょう。

学校や幼稚園・保育園も、もうコロナで騒ぐことは殆どなくなるかな。

今日も読んでくれてありがとう☺️

ではまた明日もお会いしましょう👋

おまけ:本日の日替わり動画

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