急性胃腸炎のホームケア

コドモの病気と治療

さ、新しい1週間が始まりました。

世間では感染性胃腸炎、ウイルス性胃腸炎が大流行してますね😱

「あらやだ!急な嘔吐」🤮

「今度は下痢?!」

ほんと、胃腸炎ってイヤですよね😱

子どもが胃腸炎になっちゃった時、どうやってケアすればいいのか、そわそわするパパママも多いはず。

でも心配ご無用!今日は、お家でできる胃腸炎のケア方法をわかりやすくお伝えしましょう。

そもそも胃腸炎とは?

胃腸炎は、ウイルスや細菌(主にはウイルスですが)によって引き起こされる胃と腸の炎症です。

子どもたちによく見られる症状には、嘔吐や下痢、腹痛があります。

嘔吐は、胃で増えたバイキンを体から追い出す防御反応。

下痢は、腸で増えたバイキンを体の外に追い出す防御反応なんです。

なので、どちらも体を守ろうとする自衛措置なんですが、これらの症状は体力を消耗させ、特に小さな子どもたちには辛い症状です。

初期対応

ノロウイルスなどはかなり初期の嘔吐が強いため、急性期には何を与えても嘔吐してしまいます。

嘔吐がある程度落ち着くまでの数時間は口を湿らす程度に(ティースプーン1杯ずつなど)、少しずつ口に含ませるようにしましょう。

ただし、意識状態が悪い(呼びかけに反応しないなど)の場合は胃腸炎ではなく、脳や神経の病気の可能性もありますので、そのようなケースは救急受診が必要です。

適切な水分補給

ある程度嘔吐が治ってきたら、次に大事なのは

水分と電解質を適切に補給すること。

下痢や嘔吐で失われる水分を補うために、ORS(経口補水塩)や水、スポーツドリンクを少しずつ与えましょう。市販のORSは薬局などで手に入ります。

リンゴジュースなどでも構いませんが、糖分が強すぎるものは希釈して与えてもいいです。

食事は慎重に

ある程度水分が摂れるようになると、次は「食べ物はどうしたらいいの?」って思うかもしれませんね。

胃腸が敏感になっている時は、消化の良い食事を少量ずつ与えることが大切。

日本ではお粥や白米が主流ですが、フルーツではバナナや摺り下ろしリンゴなどもおすすめですね。油っこいものや刺激の強い食べ物、乳製品は避けましょう。

安静にする

体を休めることも重要です。

活動を控えて、ゆっくり休むことで体力の回復を助けましょう。

お子さんが熱を出している場合は、熱を下げるために適切な処置をし、必要に応じて医師の診察を受けてください。

清潔を保つ

胃腸炎は感染を引き起こすことがありますので、家族内での感染拡大を防ぐためにも、手洗いを徹底しましょう。

特にトイレの後や食事の前は、子どもも大人も手洗いを忘れずに。

ちゃんと石鹸を使って、1分程度かけてしっかり洗うのがポイントです☝️

まとめ

いかがでしたか?

「子どもが胃腸炎になってしもたら、どないしよ…」と過度に心配する必要はありません。

上記のポイントを守って、お家でしっかりケアをしてあげましょう。

それでも症状が改善しない場合や、心配なことがあれば、迷わずに医師の診察を受けてくださいね。子どもの笑顔が一日でも早く戻りますように。

今日も読んでくれてありがとう☺️

ではまた明日もお会いしましょう👋

おまけ:本日の日替わり動画

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