今日はクリニックでよく相談を受ける病気について解説します。
それは、
成長痛について
です。
成長痛は多くの子供たちに見られる現象で、特に3歳から12歳くらいの間によく発生します。
ほとんどの場合は無害で一時的なものですが、子どもにとっては非常に不快なものとなることもあります。
本記事では成長痛の概要、原因、診断方法、ホームケア、医療での治療方法について詳しく説明します。
どんな子におきやすい?
成長痛は非常に一般的で、子供の25-40%が何らかの時点で経験するとされています。
男女共に発生し、特定のリスクファクターは明確にはわかっていません。
メカニズム
成長痛の正確なメカニズムは不明ですが、いくつかの理論が提唱されています。
一般的な説は、筋肉と骨の成長速度の違いによって引き起こされるというものです。
また、活発な運動や遊びによる筋肉の疲労も一因とされています。
検査・診断
成長痛は通常、症状の特性と子どもの成長段階に基づいて診断されます。
悪い病気がないわけではありませんが、「痛がる時はすごく痛がるけど、翌朝になったらケロッとして走り回っている」というケースは大きな病気である確率は低いといえます。
そのような状態であれば他の医療状態を除外するための特別な検査は通常必要ありません。
ホームケア
家庭でのケアとしては、入浴などで温める、軽いマッサージ(スキンシップ程度でOK)、適切な休息、軽いストレッチなどが効果的であることが多いです。
これらの方法は、子どもの痛みを軽減し、リラックスさせるのに役立ちます。
病院での治療
症状が慢性化するか、他の症状(関節の腫れ、熱など)が伴う場合、医師の診察が必要になることがあります。
治療は個々の症状と原因に応じて調整され、必要に応じて薬物療法などが行われることもあります。
まとめ
成長痛は一般的な小児の現象で、ほとんどの場合は無害で一時的なものです。
家庭でのケアが中心ですが、症状が重い場合は専門医の診察が必要になることもあります。
子供の成長をサポートし、不快な症状を和らげるための理解とケアが重要です。
一緒に勉強して、不安を安心に変えていきましょうね〜😉
今日も読んでくれてありがとう☺️
また明日もお会いしましょう👋
おまけ①日替わり切り抜き動画
おまけ②YouTubeライブ録画映像
昨夜もYouTubeライブ「なんでも相談室」を開催しました。
今回も多彩なご質問・ご相談をいただき、1時間強、しっかりお話しさせていただきました☺️
今回の相談内容
下記のタイムスタンプをクリックすると、その部分の動画が始まります。
【本日の相談内容】
1:42 今週の出来事
◯インスタから
8:49 2歳3ヶ月男児。身長は平均、体重は13.5㎏。おやつは必要ない?
11:51 通っている園で先生・園児ともにコロナ流行。増えてきてる?
14:45 小学生男児。くしゃみ連発!アレルギー?軽い風邪?
17:18 流行り風邪は罹らないと強くならない?できれば罹らないで~
21:21 授乳中のマンモグラフィって大丈夫?
26:03 夏バテで食欲が無い時にオススメの食べ物やゼリー飲料は?
30:30 吉本芸人と銃撃戦ってどういう夢?笑
33:52 1歳7ヶ月。解熱剤の適切な使用タイミングは?37度でもOK?
37:53 1歳2ヶ月。左の二の腕にしこり。6月にした予防接種の影響?
40:25 7月にぐんぐん両院でお世話になりました。ありがとうございます。
◯Youtubeから 41:47 クループの再受診の目安について教えてほしい!
43:57 年少男児。ホクナリンテープは同じ成分で飲むタイプとかある?
48:28 ママが毎年の健診で貧血指摘!同じ食事の子どもも検査必要?
ライブへの相談は↓からお気軽に
- Instagramのストーリー:当日のAM11:00に質問箱設置
- YouTubeのコメント欄:開始後も相談を投げることができます
の2とおりの相談の仕方があります。
チャンネル登録・フォローをお願いします👍
YouTubeはチャンネル登録していただくと、ライブが始まる時に通知が届きます。
チャンネル登録は↓からお願いします。
Instagramもフォローしていただくと、ストーリーでライブの通知が届きます↓
ご登録よろしくお願いします🙇♂️