コドモのコロナワクチンは来年2月開始か

②専門家分科会ではまだ方針が固まっていない。

厚労省の専門家分科会は１５日、１１歳以下の子どもを接種対象とするかどうかの議論を始めたが、方針は固まっていないようです。

委員からは「接種を受ける機会は担保すべきだ」とする一方で、子どもは感染しても重症化リスクが低いことから、「副反応のリスクについても情報提供が必要」と慎重な対応を求める声も出されたもよう。

③接種場所や誰が接種するか等は全く決まっていない。

実はこれが結構問題なんじゃないかと思っています

11歳未満に筋肉内注射をすることに、小児科医を含めて誰もが慣れていません

ジッとしてくれる大人への筋肉内注射は大して難しくないんですが、暴れて力が入る筋肉にワクチンを安全に注射出来るかは、ちょっとビミョーな状況です

まあ量が大人の1/3の0.1mlなので、1秒で注射はできるのでコドモの注射に慣れてるドクターなら大丈夫かな

しかしね〜、日本全体で1学年ごとに90万人ほどいますから、5~11歳で約600万人います。

これを小児科医だけですんなりと接種できるのか？？

大規模接種会場もクローズしてしまったしね

まあやるとなったら気合いでやりますけど

あとはリスクとメリットの判断ですよね。

昨日ご紹介した成育医療センターのQ%Aにもありましたが、ミカタも100%同意していますので、再度引用しておきますね↓

「一言で「子ども」と言ってもそれぞれ状況は違うと思います。例えば、基礎疾患のあるお子さんなら、新型コロナウイルスに感染した際の重症化リスクが高くなるため、主治医と相談の上ワクチン接種の検討をお勧めします。また基礎疾患がなくても、例えば「受験がある」といった人生における重要なイベントが控えている場合などは、ワクチン接種を検討してもよいかもしれません。健康なお子さんたちに広く新型コロナワクチンを接種すべきなのかについては現在検討が進められているところです。子どもは家庭内で感染することが多いことからも、まずは、お子さんに感染させないためにも大人がワクチン接種を進めていく事が重要です。お子さんの接種を考える場合には、メリット・デメリットをお子さん本人に分かる言葉で十分に説明し、本人の意思を尊重して、お子さんと保護者が一緒に接種するかどうかを決めることが重要と考えます。」

コドモにもわかる言葉で説明する。

これ大事ですよね

この機会にぜひ一度お子様とも相談してみてくださいね

では今日はこのへんで

また明日もこのブログでお会いしましょう

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