赤ちゃんのワクチンは同時接種が常識。

こんにちは

コドモのミカタです

今週はなんだか忙しかったな〜。

コロナで待合室がガラーンとなったのを経験した我々にとっては、忙しいのはありがたいことです

さて、今週はワクチンがとても多い1週間でした。

そんな中、今日もあるご質問を頂きました。

それは、、、

「赤ちゃんに一度に何本もワクチンして大丈夫ですか？」

というご質問

飲み薬とかも生後6ヶ月未満ではあまり使わないお薬とかもあるなかで、生後2ヶ月のワクチンデビューから、4本も5本も注射で投与するんですから

そりゃ心配になりますよね。

今日はその辺りの解説をしてみましょ〜

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ぐんぐん理事長 | Linktree堺市で小児医療・子育て支援集団「医療法人社団ワッフル」で働く ちょっと落ち着きのない理事長linktr.ee

このブログでも何度か取り上げていますが、時々は復習的にアップしておきますね。

結論から申し上げますと、

もちろん同時接種は全然問題ありません

日本小児科学会やワクチン関連団体なども積極的に勧めています。

前者のページに掲載されている内容ですが、同時接種について現在分かっていることとして以下のことがあげられています。

1. 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
2. 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
3. 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。 

要するに安全性には問題はないということが示されています

冒頭でお伝えしたように、何度もクリニックに足を運んでもらう負担を軽減するためというのが一つの目的ですが、それは医療機関で感染症をもらうリスクの低減にもつながります。

特にコロナが増えてきている今、できるだけ受診回数は減らしたいですよね

ぐんぐん中百舌鳥ではワクチン専用の外来を作っています（過去記事あり）が、一般的な小児科クリニックでは風邪なども混じる外来でワクチンをします。

時間帯を分けていればまだ良いですが、時間帯を分けずに接種しているクリニックも多いと思います

ワクチンを受けに行ったら、周りは冷えピタしてぐったりした子がイッパイ、というのはワクチンあるあるですね

そんな状況だったら、単独接種のために何度も訪れたいでしょうか？

漠然とした不安から、いらぬ感染の機会を増やしてしまうのは、避けたいものです

漠然と「同時接種はなんとなく怖い」と思っているあなた！

必要以上に恐れる必要はないです

十人十色、いろんな考えが有って良いと思いますが、上記でご紹介したHPやこのブログが少しでもあなたのお役に立てたなら嬉しいです

なお、ぐんぐんでは下記のような「同時接種問診票」というのを作成・運用しております

同時接種って、接種する数だけ問診票を書かないといけないのって、結構大変じゃないですか。

２～４ヶ月の赤ちゃんを抱っこしながら何枚も書くのって、もうそれだけで疲れちゃう

だからね、ぐんぐんオリジナルで作っちゃいました

ぐんぐんのHPからもダウンロードできるので、当院でワクチン接種される方は事前にダウンロードすることで、待合での記入もしなくてよくなります。

自宅で赤ちゃんがお昼寝している間にでも記入して、持ってきて頂ければOKです

是非ご利用下さいね

では今日はこのへんで

また明日もこのブログでお会いしましょう

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