こんにちは
コドモのミカタです
今朝ね、ネットニュースで少子化対策関連の話題が流れてきました↓
そう、
出産費用を健康保険(公的医療保険)で賄えるようにしよう
というものです。
これ、出産を経験したママ・パパなら一度は考えたことあるんじゃないでしょうか。
そう、産婦人科というのはまぎれもなく医療機関なんですが、出産に関する検診や分娩費用というのは健康保険が使えないんです。
これは健康保険の大原則、「療養の給付」をいうものが大元になっているからです。
つまり健康保険は病気の治療にしか使えませんよというもの。
たしかに正常分娩というのは、人類がみな通る道なので、病気ではありません
でもね、人間は野生から随分遠のいてしまったので、一人で出産することはできなくなっています。
間違いなく医師や助産師さんという医療従事者の手を借りることになります。
つまり医療的な要素が非常に大きい。
でも、健康保険が使えない、という大きな矛盾がありました。
そこを無理やり「出産一時金」という仕組み(屁理屈?)で、いままでお茶を濁してきたわけですよ。
つまり、国からの「お祝い金」みたいな形です。
いったん妊産婦のおサイフに入るわけ。これが結構問題の火種となるのです。
これまで問題視されてきたのが、妊産婦への支援として一時金の増額をしたら、産婦人科が出産費用を「便乗値上げした」と言われるケース
実は15年ほど前までは30万円ほどでしたが、今は40.8万円もらえるようになっています。
やった〜、と思いきや、産婦人科に支払う費用もジワジワあがっているので、実質は大してお財布に残らないわけ。
これを「便乗値上げ」とよく言われるのですよ
でもね、医療の現場の運営を知っている者からすると、よくその金額で頑張ってるなと感じます。
だって、考えてもみてください
陣痛が来たらいつでも入院できて、
多くの医療者のサポートで無事に赤ちゃんを産めて、
産直後のトラブルにも対応してくれて、
毎日栄養を考えた食事を出してくれて、
1週間前後フルサポートで過ごせるんですよ
どれだけ多くの人の手がかかっていることか。
そんなサービスを30万や40万で提供していることがスゴイことで、良心的な産婦人科は、できるだけ妊婦さんの負担を増えないようにギリギリの努力で抑えてくれているのです
なので、「便乗値上げ」などと非難されるのを聞くと、非常に不憫な感じがしてなりません。
でね、今回のニュースですよ。
ようやく医療としてまともなお金の流れに修正されそうな雰囲気が出てきました。
これまでも、「直接支払制度」というのがあって、妊婦さんのサイフを介さずに、医療機関がけんぽ組合などに直接請求して支払われる制度はあったのですが、これをちゃんと保険診療と同じ扱いにしよう、ということなんです。
今までは、ちょっと不思議だったんですよね。
何がって、たとえば帝王切開になると「病気扱い」になって、健康保険が使えたりするんです。
そうすると、出産一時金は貰えつつ、お産費用は保険適用になって3割負担だったりして、なんだか変なねじれがあったんですね。
まあ、そういったことが、今回の議論で整理されると、みんなにとってわかりやすいお産の仕組みができるんだろうなと、そう思うわけです。
子どもを増やすには、いろんな工夫が大事ですが、少なくとも子どもを産むポイントでは余計なお金の心配をしなくて済むようにする必要がありますよね。
一歩前進
まだまだもっと「異次元に」頑張って欲しい者です。
今日も読んでくれてありがとうございました
さて、恒例のYoutubeライブの目次のご案内です。
今回は相談がやや少なめでしたので、ひとつひとつゆっくりと解説しております
週末などお時間ある時にぜひ
【今回の相談内容】
- 1:33 今週の出来事 〇インスタから
- 8:41 かぜ引いて一週間。風邪の治っていく過程は?
- 14:37 2人目女の子希望。体外受精で確率上げられる?
- 22:13 2歳からの習い事どう?離れるのが寂しい母より。
- 24:38 いろんな分野のおすすめYouTuberはいますか?
- 30:16 新HPVワクチン、メリットデメリット教えて。
- 37:20 コロナワクチン接種10日後に感染!ワクチンのせい?
- 39:12 ラッピングバスは全面広告?年間契約?広告料は?
- 43:22 炒飯の手ごたえ進歩は?中華スープも極めては?
- 48:18 大阪府子ども食費支援事業の申込開始!何貰う?
- 49:56 2歳娘。耳切れを痛がります。皮膚科ですか?
〇YouTubeから
本編動画はこちらから↓
繰り返しお伝えしますが、、、
皆様からお寄せいただく質問でこのライブは成り立っております
ので、来週もぜひご相談をお寄せくださいませ
今日も読んでくれてありがとう。
よかったら、、、
チャンネル登録よろしくね〜
また明日もこのブログでお会いしましょう
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大阪府堺市で究極の育児支援集団を目指す
「医療法人社団ワッフル」です!
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