コロナが５類になるとどうなる？

ハイ！みなさん、こんにちは！

いよいよ5/8がやってきました。

そうです。いよいよコロナが5類に格下げとなりました。

色々と窮屈な3年余りでしたが、ようやく１つの時代が終わろうとしています。

社会は大きく変わろうとしていますが、変わらないこともたくさんあります。

今日はそのあたりを中心に、生活する上で気をつけることなどをお伝えしたいと思います。

「変わること」の概要
発生動向
医療体制
保育園・幼稚園・学校
変わらないこと
まとめ
おまけ①：本日の日替わり動画
おまけ②：4/26の「なんでも相談室」目次
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「変わること」の概要

厚労省がわかりやすい図を作ってくれていたので、それを見ながら解説していきましょう。

発生動向

これまで毎日「新規感染者数〇〇万人、重症者〇〇百人、死亡者〇〇人」と報道されていましたが、これは毎日全国の医療機関が発生数を国に届出していた（全数報告といいます）ので集計できたのですが、これが5/8からなくなります。

代わりに「定点報告」といって、あらかじめ決められた医療機関でのみ集計されるようになります。

こちらは1週間に1回の報告ですので、5/8以降、ニュースなどでは1週間遅れの感染状況が「ゆるーく」わかる程度になります。

また、報告方法の変更とは別で、これからは発熱したからといって皆んなが皆んな受診をしなくなると予想されますので、実際にどのくらいの感染者が発生しているかはわからなくなります。

ま、これはインフルエンザも同じなんですけどね🤨

「じゃあ、何を参考に気をつけたらいいの？」とビビっちゃいますが、１つ指標になるとすれば、

入院者数　＆　重症者数

でしょう。

この集計は医療機関の逼迫度合いを知るために、しばらく継続することになっています。

これも1週間遅れの情報ではありますが、単なる感染者数と異なり、しんどくなれば入院するので、隠しておくことはできません👌

なので、入院者数や重症者数は以前からのデータと比較することで、ある程度日本全国での発生動向を推測することはできそうです。

医療体制

これまでは、発熱外来が感染者を見つけて、周りに広げないように保健所が隔離するということが重要なミッションでした。

これからは、各自の責任と判断でかかりつけの医療機関を受診し、重症度に応じて医療機関が入院などの治療を調整することになります。

これまでは熱が出たら発熱外来を開設している医療機関を受診していましたが、今後はどのクリニックでも基本的にはコロナ患者（疑いを含む）を診察してよくなるので、普段かかりつけにしているクリニックを受診できるようになります。（医療機関によっては当面不可とするところがあるかもしれませんが、そこは各医療機関の判断となります）

また、医療費に関しては、これまではコロナ感染が確定した方は全て自己負担分が０円となっていましたが、今後はコロナに関わる診察・検査・治療はすべて１〜３割の自己負担が発生します。

（小児は自治体ごとの「子ども医療制度」に準じ、0〜500円程度の負担となります）

入院医療に関しては、当面は補助があるようですが、様子を見ながら段階的に自己負担が増えていく見込みです。