はじめに
最近、非常に増えている病気があります。
それは、、、
感染性胃腸炎
別名をウイルス性胃腸炎とも言います。
症状は?
さらに別名を挙げると、「嘔吐下痢症」とも言いますね。
そう、その名の通り嘔吐+下痢です🤮
病気の進行のメカニズムを解説しましょう。
まず、口からウイルスが入ってきます。すると胃の中でウイルスがグワーっと増える↑
胃の中に入ってくると、体は「ヤバいやつが入ってきた。追い出せ〜!!」と上から出そうとします。
これが嘔吐という防御反応。
胃にあるうちは上から出すことができるんですが、胃を過ぎて十二指腸にウイルスが進むと、もう上から追い出すことはできません。
そうなると、今度は体が「下から出せ〜〜〜」と指令を出して、どんどん下の方に腸の中身を送り出して、どんどん出してしまいます。
そう、これが下痢という防御反応なのです。
熱は出る人と出ない人がいます。
まあ、出てもはじめの嘔吐しているころに1日前後出るだけです。
どうやって感染するの?
ウイルスは、吐物や下痢便に多く含まれます。
便器や洗面器に勢いよく嘔吐すると、周囲にウイルスを含むシブキが飛び散ります。
ウイルスは目には見えませんが、周囲に付着したウイルスが手について、その手がいろんなところを触って、環境を汚染してしまいます。
そして、そのウイルスが手についたまま、手で食材を触ったり、手づかみで物を食べたりすると、次の人の体内に入っちゃうんですね。
予防方法
1にも2にも、手洗いです👏
吐物を処理したり、下痢をしたあとは、必ず石鹸と流水でしっかり手を洗いましょう。
石鹸が重要です。単に流水だけでも洗わないよりはマシですが、あるなら必ず石鹸を使って洗いましょう。
そして、排泄のあとだけでなく、家族に感染者がいる場合は、食事や物を食べる前にも必ず手を洗うようにしましょう。
環境の消毒方法
先ほど上で書いたように、ドアノブや机、トイレ周辺にはウイルスが付着している可能性があります。
そこは水と石鹸で洗うわけにはいきませんので、消毒剤を使用することになります。
消毒剤というと、コロナ禍ではアルコールが推奨されましたが、実はノロウイルスにはアルコールは不十分なんです。
そこで登場するのが塩素系消毒剤です。
これ、どこの家にもある(かな?)キッチンハイターを使うことで、実はとても簡単に、安く作ることができます👌
以前に作り方をブログで記事にしていますので、ぜひ復習してみてください↓
ただし、注意点があります。
塩素系は皮膚や金属にダメージを与えますので、使う時は必ずゴム手袋をして、金属部分に使うときは拭いたらその後にはさっと水拭きもしましょう。ステンレスは比較的腐食しにくいですが、それでも濃度と時間によっては傷んでしまう可能性があります。
十分お気をつけください😉
まとめ
インフルエンザやコロナは高熱が出るので辛い病気ですが、ノロウイルスをはじめとしたウイルス性胃腸炎も、なかなかケアが大変な病気です。
子どもがゲーゲー吐いてる様子を見るのはツラいものです😭
とにかく感染予防が大切ですので、しっかりと覚えておいてくださいね。
今日も読んでくれてありがとう☺️
ではまた明日もお会いしましょう👋
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