冬になるとコーヒー・紅茶やスープなど温かい飲み物が恋しくなります。
最近はインスタントのスープなどもかなり美味しい商品が増えてきたので、ご自宅でお湯を沸かす機会も増えてきていると思います。
そんな季節になると、毎年増えるのが子どものやけどです。
特に多いのが電気ケトルによる事故。
今日は電気ケトルによるやけどの実態について解説したいと思います。
電気ポットから電気ケトルへ
昭和の時代はどこの家庭にも「電気ポット」というものがありました。
今でもコンビニには電気ポットがありますね。数リットルのお湯を沸かして保温してけるので、確かにコンビニや飲食店などではうまく活用されています。
ただ、ご家庭での使用を考えた場合に、ずっと保温状態で繋いでおくと電気代がかかります。
そこで「電気ケトル」という、少量の水であれば数十秒で沸騰させられるような製品が開発されたのです。
なぜ電気ケトルで事故が起きるのか
電気ケトルは「サッとあたためて、サッと注ぐ」ことを主眼に作られていますので、使わずにお湯を放置しておくようには考えられていません(たぶん)。
最近の日本製の電気ケトルでは転倒防止対策がなされた商品も増えてきましたね。
でも、そういった対策にはそれなりにコストがかかるので、どちらが安いかと言えば対策をしていない製品の方が当然やすく流通しています。
また、新しく買う方は対策済みのものを買う人も増えていると思いますが、この電気ケトル、構造がシンプルなのでなかなか壊れないから買い替えるタイミングを逸してしまいます。人間、何かトラブルでもあれば買い替えますが、使い慣れたものを買い替えるのはなかなか気が進まないものです。
また、電気ケトルはコンセントがあればどこでもお湯を沸かせるので、ちゃぶ台などでもお湯が沸かせます。
つまり、子どもの手が届きやすいところでお湯を沸かせてしまうのです。
ガスレンジなどであれば、子どもの手は届きにくいんですけどね。
電気ケトルを安全に使うために
とにかく手の届くような低い位置で電気ケトルを使わないこと。
そしてさらに大事なことが1つあります☝️
それは、電源ケーブルを低いコンセントから引いてこないこと。電源ケーブルが子どもの手の届くところにあれば、高いところからケトル本体が落ちてくるし、熱湯も頭から被ってしまいます😱
あとは、転倒してもこぼれないケトルを購入することです。
万が一、熱湯をかぶってしまったら
十分に対策をとっていても、何かのミスが重なって事故は起きます。
もし熱湯を小さな子どもがかぶってしまったら、やけどした部分をとにかく水道水で冷やすことです。
もし服にかかってしまったら、無理して脱がすと皮膚が剥がれてしまう可能性がありますので、服を着たまま流水で冷やし続けてください。
そして、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。夜間などであれば119番に電話しても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こういう事故というのは、なぜか「自分は大丈夫」と思いがちです。
でも、親の不注意で事故が起きると、ママ・パパはものすごく後悔されます。
「ちゃんと見ておいてあげたらよかった」と仰る保護者を何度も目にしてきました。
ぜひこのブログを読んでいただいた方には、そうなって欲しくないと思います。
みなさんのご家庭のケトルの対策や置き場所は大丈夫ですか?
この機会に点検してみてくださいね😉
今日も読んでくれてありがとう☺️
ではまた明日もお会いしましょう👋
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